火の見やぐら やぐらの組み立て 小加工②

 出荷担当の関根です

前回の続きです。小加工したやぐらの完成までのご紹介です。

 

パッケージイラストの屋根部分です。

屋根には装飾のひげ飾りが描かれています。

製品では丸い板が付いている表現がされています。

ここをなるべくイラストのようなひげ飾りに近づける為に

加工してみました。

けがき針を使って円の中心に印を付けて

0.5mmから徐々に太いドリルに交換しながら

穴を大きくし、

デザインナイフの刃先を使って整えました。

1・未加工

2・ひげ飾り部分に穴を開けたもの。

 

↑は旧カタログ挿絵より

ヒゲを丸く穴を開けた後、屋根側より切れ込みを入れています。

ただし、強度は著しく弱くなりますので今回作例では穴を開けるところで

止めました。

この作例は柵をNゲージ車両用保護棒エッチングパーツに交換しています。

カタログといえば 12月末発売の最新版カタログもよろしくおねがいします。

Vol,16カタログご案内

 

釣鐘(つりがね)パーツも加工してみました。

ケガキ針で鐘の内側中心へ慎重に印をつけて

ピンバイスにて鐘の空洞表現の為、穴を開け

鐘の厚みを薄く見えるようにデザインナイフの刃先を使って

底の断面をけずり

GMカラーNo,10 黒 にて塗装しました。

 

見張り台の小加工比較です。

左・未加工      中央・パーツ断面を斜めに削った物

                        右・柵全体を薄く削った物

黒の下塗りの上からGMカラーNo,39 アルミシルバーにて組立て後、塗装しました。

1・No,39 アルミシルバーで塗装のみ

2・輝きを押える為、アルミシルバー塗装後に

  GMカラーNo,14 灰色9号をエアブラシにて軽く吹き重ねた物

  階段パーツ部分で銀色の落ち着いた様子がご確認頂けると思います。

 

土台を加工し直接地面に設置する為。階段パーツを短く切断しました。

 

小加工した器具倉庫と並べてみました。

器具倉庫小加工記事

 

左・ストレート組み立て

右・今回の小加工  少しだけすっきりしました。

 

以上 火の見やぐら作例のご紹介でした。

 

今回の小加工作例で使わなかったスピーカーパーツがあります。

これを使って

火の見やぐら作例番外編 

防災無線スピーカー他の工作につづきます。

 

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