【製品案内】103系のユニットサッシ車と編成。

毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤です。

ハイクオリティーエコノミーキットの103系『高運転台』は、2022年8月に発売。第1弾はオレンジとスカイブルーの着色済みボディキットでスタート、23年5月にはエメラルドグリーンと未塗装版がいよいよ発売となります。

▲発売が待ち望まれていた高運転台車の103系。現時点では関東のATC車のみのラインナップです。未塗装が発売になるともっと再現できる編成が増えます。

この「高運転台車」にだけ注目してしまうと、恐らく高運の編成しか組めないんだろうな…と思いがちに。

いえいえ、今回発売になった103系は先頭車こそ高運ですが、中間車は「ユニットサッシ窓車」なわけです。何が言いたいかというと…

中間車がユニットサッシの編成が再現できる!ということです。そう、先頭車が低運の非ユニットサッシの初期車なんていう編成もいくつかありました。やっとそれが再現できるようになるわけですから、今から何処何処線の何々編成を作ってみよう!と夢膨らませてみるのもいいでしょう。

さて、ではどんな編成が組成できるかというのを、昔の名前で言うところの「EVOキット103系」の製品紹介の時に公開していました編成表をもう一度おさらいしてみましょう。今回はその中の一部で、カナリアイエローとオレンジバーミリオンの編成から抜粋しました。※当時の編成表なのですべて非ユニットサッシの初期車の編成も含まれています。

▲関東の首都圏を走っていた黄色の103系。主に総武中央各駅停車、南武線、鶴見線など。

大別すると車番でユニットサッシか非ユニットサッシ車かが分かれます。700番台は今回のHQエコノミーキット高運転台車のプロトタイプですので再現可能な車番となります。

▲オレンジバーミリオンは中央線快速がメインですが、これもサッシが混成になっている編成があります。

ちなみにですが、国鉄当時の80年前後では転属や暫定編成も多く存在し、混色編成も多数いました。総武線各駅停車には先頭がウグイスの高運転台のクハで、中間がカナリアの10両編成というのもいました。

▲この写真は国鉄末期の86年頃だったと思いますが、こんな誤乗防止ステッカーを掲示した姿でした。資料によると下記のような編成でした。

▲編成表から見て、全車ユニットサッシ車で組成されています。誤乗防止ステッカーはガレージパーツメーカーで発売しているものもあるので、今後未塗装版が発売になりましたら、こんな編成を再現する方も増えてくると思います。

そうそう、追記すると関西でもこういった編成がいますので、追々ご案内したいと思います。

 

では!

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