出荷担当の関根です。
GM通信に名称が変わる前、大山通信にて約3年前に掲載しました記事の再録です。
No,2128 ローカル駅舎 未塗装組立てキット ¥1,400(本体価格)
このキットを数回に分けて組み立ててみます。
その1回目、窓枠塗装までのご紹介です。
まず商品内容解説ですが、
関連記事 徹底解剖-ローカル駅舎 でご確認頂けます。
組立説明書を良く読んだ後、必要のない半月状の突起を切り取ります。
これは成型時にできる突起で、本物の建物にはありません。
ガラスパーツを貼る際、邪魔になる突起は特に気をつけます。
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このキットは室内表現のモールドがあります。
室内も見所となりますので今回丁寧に平ノミで仕上げました。
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下塗りでGMスプレーNo,10 黒 をランナーに付いたまま塗装しました。
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1・建物土台裏面をヤスリがけしています(白く見える部分)
2・表面も同様にヤスリがけしました。テーブル表現の凸部を削っています。
わかりにくい写真ですがコンクリート部(パーツの外周)のエッジを
紙やすりで軽くやすり、ごく僅かな丸みを付けています。
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白壁を塗装する為、ランナーをばらして準備
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白壁実物例 漆喰(しっくい)の壁 言葉どおり白色です が
模型で表現する際、真っ白はまぶしすぎると考えて
GMカラーNo,14 灰色9号 をベースに GMカラーNo,37 白3号を足した塗料を
準備して、エアブラシにて塗装しました。
切符売り場窓口が付いているパーツは、この部分が表に出ますので忘れずに塗装します。
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室内と、室内仕切りを同じ色で軽く塗装しました。
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白壁部分をマスキングします。
タミヤ マスキングテープ 6mmと18mm幅を使って
モールドに沿って貼っています。
マスキングテープの はじ を切って新しい切断面を使ったほうがシャープな
塗り分け線になりますが、作例部分の場合は気にせず、そのまま貼っています。
(マスキングテープの はじ を切ってストラクチャー製作に使う事を否定している訳ではございません)
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マスキングテープを爪楊枝でモールドをなぞった後、
デザインナイフで切れ目を入れます。
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余分な部分をはがして準備完了 ではなく
このパーツも忘れずにマスキングします。
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全体に黒のスプレーをして窓枠の塗装準備完了
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窓枠をGMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)で
建物上方向から塗装しました。
写真左側の小パーツも窓枠ですので同時に行ないます。
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白壁と同じ要領でマスキング
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腰板を、窓枠より少し明るくしたベージュで塗装しました。
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腰板部分をマスキング
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ここでランナーから切り離して仮組みします。
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仮組み状態のまま黒を塗装し、木の部分を塗る前段階までできました。
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