キットの組み立て経験が無くて、どんなモノから始めたら良い?と訊ねられたら、私は昔から『この辺り』をオススメしています。

今日気づいたこと。

“入門者向け”としてオススメしておりますので、

未経験の貴方、まずは『このあたり』から、始めてみては如何ですか・・・。

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営業の中津です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。

 

この“大山通信”では残念ながら記事として取り上げられる通算の回数が

比較的少ない『客車キット』。

今回は、その『客車キット』をクローズアップさせていただきます~♪

グリーンマックスから発売の『客車』は、

ご覧のセットの他、各種単品のご用意があります。

 

ここではセットから、「寝台急行列車」5輛編成セット(本体価格2,800円)を、

ご覧いただきましょう。

 

それでは早速、オープン♪

板状の組み立てボディが現れました。

グリーンマックスのエコノミーキットは、

黎明期、凡そ四半世紀前から販売している歴史あるシリーズで、

ほぼ当時のままの仕様で、現在も販売を続けています。

キットの中に入っている組立説明書。

組み立てを始める前に、まずは隅々まで一読しましょう。

 

ボディランナーから、まずは“スハネ16形”。

こちらは“オハネ12形”。

“オハネフ12形”。

ここまでの3つは、ご覧のとおり、そっくりな形状をしたパーツで構成されています。

混乱を避けるために、1両ずつ組み立てるのが良さそうです。

 

こちらは“オロネ10形”。

優等車両を演出する“品のある大窓”が、とても印象的ですね。

 

こちらは“スロ62形”。

オハ61形から優等車化されオロ61形に、

更に低屋根化の上、冷房化されて“スロ62形”となった車両です。

ご覧のように屋根は平らかな形状で、

クーラーパーツが5基、屋根の中央部に並びます。

 

その他の屋根は皆、大きくアーチを描いており・・・、

この深いRの屋根が、寝台車を演出するんですよね。

ところで、上2つの屋根&床板ランナー、

パッと見同じランナーのように見えますが・・・、

実は床板の彫刻を、軽量車と一般車で作り分けているのです♪

 

こちら、屋根に並ぶ“通風器”。いわゆる“ベンチレーター”です。

ガーランドベンチレーターと、

ハーフサイズのガーランドベンチレーターが収録されています。

各車両の屋根上は、説明書の図から読み取ります。

  

床下機器パーツです。

電車キットのそれと異なり、機器ひとつずつが個別のパーツになっており、

形式ごとにその装着位置を説明書が解説しています。

同じく床下機器パーツです。

一見、先程のと同じに見えますが・・・、

実はそれぞれ違いがありますので、まずは探してみてください~。

 

各車両の妻面に装備する“貫通幌”パーツです。

無骨なイメージが品良く再現されていますね。

 

こちらはエコノミーシットシリーズ共通の汎用部品。

バランス安定化用のウエイト(手前)と、

窓ガラス用の透明塩ビパーツ(奥)です。

基本エコノミーキットの各車両には、必ずウエイトを仕込むようになっており、

金属の棒が、その役を担うのです。

このウエイトを仕込まないと、車両が軽過ぎて、

安定した走行ができなくなってしまうのです。

 

ステッカーです。いわゆる“シール”です。

必要な箇所をカッターナイフで切り出して、車体に貼付します。

小さいけれど・・・、細かなところまでもちゃんと読めるんですよね。

 

チャック付きのポリ袋に入ったコチラ。

“車両マーク”(インレタ)です。

ご覧のように、車番や表記類が収録されています。

必要な箇所を透明フィルムの上から、先端の細い物で擦れば、

文字や数字、表記が、希望の位置に貼り付けられるのです。

チャック付きビニール袋に収まっているのには理由があって・・・、

『長く使えるよう、裏面の“ノリ”の乾燥や汚れの付着を防止するため』

なのです・・・。

  

因みに「ステッカー」と「車両マーク」は、客車セットだけの特典で、

同じ客車でも、単品には付属しませんので、予めご了承ください。

 

説明書には、少々読み取りに時間が掛かりそうではあるのですが・・・、

「客車キット全般の作り方」といった名目の図示が添えられています。

 

・・・こんな中身の「客車キット」。

貴方も是非、組み立てを楽しまれてみては如何でしょうか。

 

それではこの週末も、素敵なホビーライフをお過ごしください。

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