ハイクオリティーエコノミーキット 113系体質改善車

商品管理部名野です。

今回は2月・3月に発売予定のコチラの製品について、使い方や組み合わせについてご紹介しす。

<18505>JR113系7700番台30N体質改善車 基本4両編成ボディキット ¥6,600-(本体価格 ¥6,000-)
<18506>JR113系7700番台30N体質改善車 増結用中間車モハ2両ボディキット ¥3,190-(本体価格 ¥2,900-)
<18507>JR113系7000番台40N体質改善車 基本4両編成ボディキット ¥6,600-(本体価格 ¥6,000-)
<18508>JR113系7000番台40N体質改善車 増結用中間車モハ2両ボディキット ¥3,190-(本体価格 ¥2,900-)

まずは実車のことについて簡単に。

国鉄時代の近郊型車両として製造された113系ですが、一部の車両はJR西日本が独自に行った大規模なリニューアル「体質改善工事」が施されました。

30Nボディ

「30N」と呼ばれる施工では、内装の更新が中心で、比較的外装の変化が少ないグループです。

40Nボディ

一方、「40N」では、側面上部の雨どいの埋め込みによる張り上げ屋根化、窓サッシユニットの交換等が行われ、カラーリングと相まって、全体の印象が大きく変化しています。

グリーンマックスとしては、それぞれの体質改善車を各種製品化してきました。

30N(左)と40N(右)の比較

ただ、時期や編成によっては、30N・40N双方の形態が混ざっていたり、未更新車と混結されたりと、様々な編成バリエーションがあり、製品のラインナップだけでは補完しきれない点があります。

今回の未塗装キット製品は、そんな特定編成を作る方に向けた素材とも言えるわけです。

プロトタイプにしている車両は、「シートピッチ拡大車」と呼ばれるグループの体質改善車をモデルとしていますので、そのまま塗装して組み立てると、「113系2000番台窓割りの体質改善車」が再現できます。

実際には、該当番台の車両は高速化対応等で7000/7700番台の車番となっていて、キットをストレートに組み立てると、草津線や湖西線の7700番台、阪和線の7000番台等の各種編成が仕上がります。

その他に、30N・40N双方のセットを組み合わせると、広島地区に所属していた30N/40N混結編成や、他社製の113系と組み合わせることで混結編成を再現できます。

また製品名こそ113系ですが、広島地区に所属していた同じ車体の115系2000番台の30N/40Nとしても使用することもできます。

未塗装キットですので、独自の調色塗料で塗装にこだわってみたり、特定編成再現用の素材として活用してみたりと、キットならではの様々な使い方ができます。

腕に自信のある方は、窓割り変更をして5000番台車にしたり、切り継ぎ加工で改造先頭車を作ったりと、製品に無い編成を再現してみてはいかがでしょうか。

そして同時発売予定の別売ライトユニットは、完成品の行先点灯未対応品をアップグレードするのにも使うことができます。組み込みに際しての加工は特に必要ないので、そのまま入れ替えられます。

実車同様、様々なバリエーションが楽しめる113/115系体質改善車の未塗装キット、是非、特定編成の再現にチャレンジしてみてください。

30N体質改善車が2月、40N体質改善車が3月発売予定ですので、再現する編成に必要なセットを事前にじっくり検討しておきましょう。

製品の詳細については、下記をご覧ください。

<18505~18508>JR113系30N/40N体質改善車ボディキット

<8380>ライトユニットT

Comments are closed.