京急1000形~改造してみよう(スミイレ編)

ストアースタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。

チマチマと進めている京急1000形分散クーラー車への「改造 虎の巻」

4回目の工作記事でおこなった「スミイレ」の工程を少し突っ込んでご紹介。

「スミイレ」にチャレンジしてみたい方必見ですよ〜

実際にスミイレなし(左)とスミイレあり(右)の比較です

では実際の作業は・・・

エナメル塗料を使用します

↑ は調色してある黒系とダークグレー系の塗料です(写真では同じように見えてしまっていますね・・・汗)

そのレシピは〜

黒系は「ジャーマングレイ」をベースに「つや消しブラック」を添加し、限りなく黒に近く調色したものです

主にベースが暗いモデルに使用します。。。迷彩色や濃いグレー、銀色など

またメッシュや穴モールドにはつや消しブラックをそのまま使うこともできます

灰色系は「ミディアムグレイ」または「ダークグレー」をベースに「ジャーマングレイ」を添加します。こちらは濃い目の灰色といったところです

用途は、明るいベース色もモデルや〜白色ベースに対して黒系スミイレでは嫌味な感じになるのを避けるときに使います

手元に2〜3色、準備しておくと便利ですよ

上記の塗料のうち、今回は黒系のエナメルを利用していきます

薄めのサラサラ状態の塗料を ↑ のように流していきます(塗るとうい感覚ではなく〜筆から塗料を移す感じに)

ただ流し込んだだけでは(左)は見出しや塗りたくない凸部分に塗料な乗りっぱなしです

(右)の凹部にだけ塗料を残すため・・・

余分な塗料を拭き取ります

・まず塗料を流し込み、乾燥をまちます。

半渇きだと拭き取りで必要以上に塗料が落てしまったり、乾燥させすぎると拭き取りにくい・・・

ただし両方ともリカバリーがききますので、まずは自分なりの乾燥時間をチャレンジして見つけてみては!?

・溶剤を軽く浸したティッシュを乾燥部に触れさせ、溶剤を浸透させます(シャブシャブにしてしまわないよう注意)

余り拭き取りをやりすぎると・・・元に戻ってしまうので、同じ部分の拭き取りは1〜3回くらいにしておいた方が無難です

はみ出しが薄まって拡大してしまっています(汗) ↑ 拭き取り塗料がないキレイなティッシュ面でフキフキ

これでスミイレは完了です〜

拭き取りにはティッシュを折ってカットしたものをたくさん用意しておくと〜のちのち焦らなくてすみますよ

拭き取り部分や面積が大きい場合は、ケバ立たないキッチンペーパーも便利で使えます

また把持はピンセットで。。。指で持つと、拭き取り塗料が指から指へ・・・最後には模型に指紋を押印・・・てなことになりかねないので(苦笑)

拭き取り時に使う溶剤は ↑ エナメル塗料専用のコレ

エナメル塗料&溶剤は下地となるラッカー系の塗料を侵しませんので、拭き取りができるわけです

クーラーなど模型では目立つ部分に一手間かけてスミイレ〜効果はなかなかなものです

ご参考に〜チャレンジしてみてください

でわでわ~井上でした。

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