【EVO】ここ、重要ですヨ。

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

みなさん、EVO作ってますか?


▲これ、仕事なんですが・・・自身3作品目のEVO103系です。

「GM純正で武蔵野線を作りなさい」

っていうお題です。えー、またオレンジバーミリオンなの~??
(とぼやいたかどうかはさておき・・・ぼやいてないって)

今回は工作のツボをおさえたワンポイントアドバイスを。


▲屋根です。
何の変哲もない屋根です。GM純正ってことで塗料もGM製で、EVOに最適なGM鉄道カラーセット<0154>をほぼそのまま使っています。「ほぼ」と言ったのは、ベンチレーターのみ、明るすぎるのが気になったのでタミヤのニュートラルグレーを5%ほど混ぜています。
それ以外は屋根板=ダークグレー、クーラー=ねずみ色1号を使用しています。
また、車体色もGMの朱色1号で混ぜモノなし!ぜんぜん大丈夫でしょ?


▲貫通扉はカラーセットにのみ収録されている淡緑色。この塗料、そのままでは光沢塗料なので、必要に応じてフラットベースを混ぜてつやを落とします。何にでも転用の利く色なので敢えてつやありの仕様になっています。

そうそう、車体色を塗った後でこの貫通扉のみをマスキングして塗るのは結構大変です。先に貫通扉を塗ってから、その部分をマスキングして車体色を塗った方が効率いいですよ。ちょっとしたアドバイス。


▲さて、次なるポイントは?
ホンのちょっとの色指しでグレードアップを図ります。用意するものはシルバー系の塗料(クロームシルバーがお勧め)。
どこに使うかっていうと、103系で使う部分は本当にわずかな箇所だけですが、乗務員扉のドアノブと貫通扉のドアノブ。
「超」極細の面相筆でちょこっと色を乗せる感じで塗ります。筆に塗料を吸わせ過ぎないようにするのがコツ。
かなり繊細な部分の塗装なので、ウデに自身のない方には少しハードルが上がりますが・・・いきなり本番に挑まず、練習台を用意して何度かトライしてコツをつかんでから挑むといいでしょう。

次のポイントは少し難易度を下げて・・・


▲これの登場!ご存知「マッキー」です。極細を用意します。

どこに使うのかって?

「側灯」の塗装ですよ。がんばってビンカラーで色を塗らなくても、こちらの方が使い勝手がよく、失敗しにくいのが利点。
側灯はドアが開いているときにしか点灯しないものなので、基本的に黒で表現しておけばOKでしょ?
マジックの黒って、実際にはタダの黒じゃないでしょ?なんか独特の色身がある黒なんですよね。
まあでも塗りたい面積はせいぜい1mm程度の部分ので何色だろうがあまり関係ないかもしれません。

側灯の塗装は忘れがちな部分です。一度お試しあれ。
 
 
 
 
さて、アタシは平行して非冷房改造車を工作してます。


▲うおっ製作途中なのになんだこの存在感は?!

と、自画自賛するのはナンですが、大人気の非冷房車にもどんどんチャレンジしてみてください。
アタシのはこってり改造する予定です。

デハ!

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