【チョコレート発掘】クモヤ90801

毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画・ブログ担当の加藤です。

久々の発掘調査です。本社の組み立てサンプル品の整理で、まだ着手していなかった棚があったんですよ。開けてみたらいろんなお宝が!


▲クモヤ90じゃないですか!801番ですね~。
これはキットの改造作例です。


▲作ったのはアタシではないので、レシピは憶測の範囲になってしまいますが、おそらく旧型国電モハ72の側面とクモハユニ44 800番台の屋根、前面は切り継ぎの痕が見えたのでスクラッチビルドのようです。


▲実車の印象に近づけて作られていますが、細部ディテールまでは再現されていません。しかしこの顔を再現しているのはすごいですね。キットでコレによく似た顔はちょっと思い浮かびません。スクラッチしたほうが早そうです。


▲あ、片方のランボードがなくなっている…
まあそれはともかく、クモヤ90801の特徴はこの平べったい低屋根です。
国鉄形で800番台を名乗る車両は基本的に低屋根構造車を指します。


▲この801は屋根全体が平べったいのですが、802や803はそれぞれ全く形状が異なっています。802は72系のような丸い屋根で、パンタ基部のみ平らになっている構造。803は両パンタで、パンタ基部のみ平らという面白い構造です。


▲台車はスハ44などでもおなじみTR47を装着。客車と同じってのも面白いですね。
この車両はスノープロウまで装備していて特徴の多い車両です。
一見すると事業用車に見えない側面も魅力的・・・ですよね?

気合の入った改造の作例も工作意欲を掻き立てられますね~。
実は少し前からクモヤ90803が作れないか検証していたところなんですが、どこかのタイミングで工作してみたいと思います。

それでわっっつ!

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