果たして都市伝説で終わるのか。

先週、商品管理スタッフからとあることを聞いた。

 

GMカラーNo.35 ダークグレー にまつわる都市伝説じみた話題であった。それは・・・

 

 

戦艦「大和」のプラモが発売されると、ダークグレーが売れる。とゆーのである。

 

 

では、気になるので調べてみよう。

 

 

メジャーな日本海軍系の塗料はクレオスとタミヤから発売されている。

 

その代表塗料はなんといってもクレオスのMrカラーNo.32軍艦色(2)であり、横須賀海軍工廠色に近い。

 

 

そして実物の日本海軍艦艇色は各海軍工廠によって明暗の差があり、暗い色調のグレーから

 

 佐世保海軍工廠

 横須賀海軍工廠

 呉海軍工廠

 舞鶴海軍工廠

 

の順。

これは建造や改装などそれぞれ関わった工廠で艦艇の色に差があるのである。

 

 

話は模型塗料に戻り

 

クレオスのMrカラーNo.32軍艦色(2)はGMカラーのダークグレーより多少明るいのである。

 

 

 

 

戦艦「大和」は呉海軍工廠で建造されている・・・・ということは!

 

MrカラーNo.32軍艦色(2)(横須賀工廠)より明るいGMのダークグレーは呉工廠色として適しているのではなかろーか。

 

しかもGMカラーはノズルの噴霧が細かく定評あるスプレーも発売しており。手軽に使えるのだ。

 

 

調子に乗って~もう少し調べてみよう。

 

戦艦「大和」の2番艦「武蔵」

これは残念ながら三菱長崎で建造されているのでおそらく呉工廠色ではなくGMカラーは明るく適さないであろう。

 

ではGMのダークグレーが適する呉工廠色の軍艦とは・・・手前味噌ながら列挙してみよう。

 

「大和」の前の連合艦隊旗艦~戦艦「長門」

高速戦艦へと最後の改装をされた戦艦「比叡」

第二次改装を受けた戦艦「霧島」や「榛名」

 

他にも航空母艦「蒼龍」や、巡洋艦「最上」など数しれず。

 

 

 

GMカラーが海軍色に適していると知っていたら

こんなに山ほど塗料を揃えなくてもすんだのではなかろうかと思う。。。

 

 

遅ればせながら、今作っている空母「鳳翔」にと考え

 

調べてみたら・・・

 

残念。横須賀工廠色らしい。

 

 

また前述に戦艦「比叡」が登場したので、ついでに現代の「ひえい」。

 

甲板は艦体にくらべ濃いグレーの戦闘通路がある。

 

実際の甲板もご覧のとおり。

ただ実物は滑り止めが施されているだけで使用塗料は同じ。

反射の差で濃くみえるらしいのである。

 

ピットロードの海自艦艇カラー「PC-2」とあわせ、GMカラーNo.35ダークグレーで模型表現するのにも適している。

 

 

とゆーわけで結論。

戦艦「大和」に使える! GMカラーNo.35 ダークグレー!

だから知っている方は使っているので「大和が新発売されたらダークグレーが売れる」・・・・はず

 

 

今回は一切鉄道ネタなくすみません(汗)・・・・裏方スタッフIでした。でわでわ

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