【新製品情報】加太を越えたキハ75形(原形スカート)

大山のGM本社より、片桐がお送りします。
今回はキハ75、原形スカート時代です。



写真:otorikk

写真は関西本線、月ヶ瀬口駅を通過するキハ75形。
撮影は2005年7月、キハ120との交換待ちのシーンです。
そもそも急行列車自体が珍しくなっていた頃で、
キハ75にとって最優等運用ではありましたが、
惜しくも翌2006年3月に廃止されてしまいました。

この頃のキハ75はスカートにATSの防護板が
増設されておらず、75本来の重厚さと軽やかさを
兼ね備えた表情が魅力的であったのです。

この表情を模型でも取り戻すべく、今回スカートを
新規製作──キハ75形発売当時と同じ形態ではありますが、
現在の視点で再考証・解釈を新たにした新規パーツにて
再現いたします。

(写真ではスカート右側、連結器胴受脇に四角く
開口部がありますが、製品ではここに蓋があった時代を
プロトタイプとします)

さて、それならば「原形」として売ればよいのではないか、
という話にもなりましょうが、残念ながらと申しますか。
弊社キハ75の側板は乗務員扉の把手が増設後となっております。
このため、新製時の仕様にはなり得ず、
1999年頃から2008年頃までの姿という事になります。

「かすが」をキハ58から引き継ぎ、
加太峠にカミンズエンジンの彷徨を轟かせた7年間、
を再現するにはうってつけの商品かと存じます。
もちろん快速「みえ」や、非電化時代の武豊線用としても
お楽しみいただけましょう。

<31647>JRキハ75形(1次車・原形スカート)
4両編成セット(動力付き)…¥25,850-(税込価格)

<31648>JRキハ75形(2次車・原形スカート)
4両編成セット(動力付き)…¥25,850-(税込価格)

製品の発売はいずれも11月を予定しております。

今回ご紹介した製品は
グリーンマックス製品取扱販売店にて予約を受け付けております。
確実に購入されたい場合は、ご予約をおすすめ致します。

なお、販売店様により予約締め切り日は異なりますので
詳細は各販売店様までお問い合わせ下さい。

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