ミュースカイの”新造”と”改造”とは。

こんにちは、ナゴヤ大須店の竹内(秀)です。

昨日から「貫通扉開扉パーツ」付きの名鉄2000系ミュースカイ
を販売開始しました。
グリーンマックス・クロスポイント併せて
製品ラインナップは5種類ありますが、動力の有無や車番選択式・・・
というところは一旦置いておいて
問い合わせを頂くことの少なくない、「新造編成と改造編成の違い」について
見ていくことにします。

空港輸送用として名鉄2000系が運用開始されたのは2005年。
当初は3両編成10本(2001F~2010F)が運用されていたのですが
運用列車は軒並み満席。
併結して6両で運用されたり多客期(GW+同年には万博開催)には
他の車両も空港輸送に当てたり・・・とされていたのですが
結果翌2006年度に4両編成2本(2011F・2012F)の増備(これが新造編成)と
運用中の編成に中間車を組み込んでの4両編成化(こちらが改造編成)
が行われることになりました。

さて本題の新造編成・改造編成の違いというところですが、2つありまして
まず分かりやすいのは側面の窓周りでしょうか。
改造編成(画像奥)では座席を撤去して荷物置き場を増設しているので、
ドアに近い一部の窓は常時カーテンが閉められています。
(製品では印刷で表現しています)
新造編成(画像手前)ではこの位置の窓は始めからありません。

もう一つは屋根周り。
改造編成では当初の3両編成時代はパンタグラフが岐阜寄り先頭車(モ2100)と
中間車(モ2050・トイレ付き)に搭載されていたのですが、
4両編成化の際に中間車のものを増結する車両(モ2150)へ移設し、
元々搭載されていた車両のパンタグラフの台座などは撤去されず
そのままになっています。
新造編成では撤去移設、などということはないので台座も何も無く
スッキリした屋根になっています。

ということで新造編成・改造編成の違いについてご紹介しました。
選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。

さいごに。

私事で恐縮ですが
私、竹内秀伸は6/20(日)を以って
グリーンマックス・ザ・ストアを離れることになりました。
鉄道模型もしくは実車を趣味とするスタッフがほとんどの中
私は実はそうではなかったのですが、
大須店、秋葉原店と再度戻って大須店、と
勤務するなか様々な方に支えていただきました。
8年弱という期間ではありましたが、本当にありがとうございました。
あと数日ほどは店舗におりますのでもう暫くお付き合いください。

皆様のご来店、通信販売のご利用をお待ちしております。

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