☆☆☆新製品紹介/ストラクチャーキット・高架下の倉庫・店舗

本社・商品企画部の牛久保です。
今回は新製品の「高架下の倉庫・店舗」を紹介します。

▲写真は組立・塗装例です。
※本キットには「架線柱」は付属していません。

☆本キットは1980~2000年代に発売していた「高架下の倉庫・店舗」の
キット内容を変更して復刻したものになります。

 

▲KATOのフレキシブルレール 組み合わせ例

☆製品自体は当時主流だった道床無しの固定線路
(レールと枕木のみで構成された線路)や、フレキシブルレールなどの
線路規格に合わせたものとなっています。

▲TOMIXのFine Track(道床付線路・直線) 組み合わせ例

☆現在入手できる線路で幅寸法が対応できるものとしては、
フレキシブル線路や TOMIXのFine Track(道床付線路 ※ただし直線のみ)
だけとなりますが、いずれも接続方法の工夫次第で
各メーカーのレールシステムと接続可能なので、
レイアウトやセクションレイアウト、ジオラマ製作に
活用してはいかがでしょうか?

☆視点を変えると、高架の上にはあるのは鉄道だけとは限りません。
車が走る道路だったり、元鉄道線を歩行者専用の遊歩道として活用
( 例:横浜の赤レンガ倉庫から山下公園に向かう高架の遊歩道など  )
ということもあります。

 

 

▲部品構成
※上記のパーツに加え、ステッカーと窓用の透明塩ビ板が入ります。

☆今回のキット仕様は・・・
・店舗前面ガラス(ブラックスモーク成形)のランナーを2種類収録
・付属ステッカーは新規設定。
・本製品1セットで、単線高架下の店舗・倉庫8棟を製作できます。
・キット付属のシャッターパーツを組み込むことで、店舗・倉庫前面の
バリエーションを増やすことができます。

 

▲組立説明書
※写真は旧製品のものです。内容が一部変更になる予定です。
※架線柱は含みません。別売の<2183>単線架線柱などをご利用ください。

☆壁、柱、床面が別パーツなので、改造や増築が容易にできるのが
プラキットの最大メリットと言えます。

 

▲改造例①/高架橋のみ
※架線柱は含みません。別売の<2183>単線架線柱などをご利用ください。

☆店舗・倉庫の壁面パーツを使わず、キット付属の柱パーツを
組み合わせることで、通り抜けできる高架下を製作することも
できます。

☆柱の裏面に付けるパーツもキットに収録されていますので、
柱の厚みもしっかり再現できます。

☆高架下は駐車場や、保線用の材料置き場、廃材置き場などアイデア次第で
いろいろな用途を再現することができます。
・地下鉄博物館や、旧交通博物館のように高架下に開設された鉄道関連の博物館を
ジオラマで再現しても面白そうです。

 

▲改造例②/複線高架
☆キット付属の高架部分の床板2枚を並べて、
単線高架→複線高架とした例。

☆写真のように高架部分の床板を2枚並べたり、
市販のプラ板で床板を作れば複線化も可能です。


▲改造例②/複線高架の奥行き方向
・複線化したときには、奥行き方向の壁も伸ばす必要がありますが、
写真のように、キット付属の壁面を2枚並べれば、手軽に加工できるはずです。

▲改造例③/下駄ばきマンション
☆キットと、別売キットの<2152>集合住宅を組み合わせて
1~2階が店舗・倉庫、3階以上が居住区画となっている建物とした例。

☆写真は、単に集合住宅を載せただけですが、1階からの階段部分については
他の集合住宅や、歩道橋などから流用するなどの自由な発想で楽しみましょう。

☆「下駄ばきマンション」とは、複合用途型のマンション(住宅)の俗称で、
1階部分が柱や壁のみで構成され、履物の「下駄」のような構造となっている
ため、そのように呼ばれています。
1階の柱間は店舗・事務所・倉庫・駐車場などに利用されています。

 

▲改造例④/傾斜面の補強 (写真はいずれも旧カタログより転載)
☆道路、線路に面した切通しや山の斜面、盛土された場所などに見られる
土砂崩れ防止のためのコンクリート製の補強部にも転用できるでしょう。
写真のように、高架下の倉庫・店舗の柱材と、別売の「石垣」を組み合わせると
簡単な作業ながら密度感が高い情景を作ることができます。

 

■未塗装・ストラクチャーキット
<2143>高架下の倉庫・店舗・・・¥2,400-(税抜価格)
☆2021年3月生産予定

商品概要  高架下の倉庫・店舗 2143 .pdf

※今回紹介した商品は、各販売店で予約を受付けております。確実に購入したい場合は、ご予約をおすすめ致します。
※販売店により予約締切日などが異なりますので、詳細は各販売店にお問い合わせ下さい。」
なお、メーカー受注締切は12月2日です。 

Comments are closed.