☆☆☆製品紹介/コアレスモーター動力ユニット

本社・商品企画部の牛久保です。
今回は「コアレスモーター動力ユニット」を紹介します。

▲「コアレスモーター動力ユニット」単品の製品ラインナップ

・現在、写真の9種類が好評発売中です。
☆写真のように品番ごとにラベルの外枠の色が異なります。
また、ラベルの動力ユニットのシルエットの色は、
赤が短軸距、青が長軸距として区別しやすいようにしています。

 

「コアレスモーター動力ユニット」は、
2015年に発売したE653系1000番代いなほ」と、「E653系1100番代しらゆき」に
採用されて以来、グリーンマックス完成品に搭載されています。

◆「コアレスモーター」とは?
従来の直流モーターにある鉄芯(コア)が無い構造が特徴のモーターです。
①従来の直流モーターよりも起動電圧が低い。
②低速から高速まで安定した回転。
③高いトルク
④コンパクトな形状
といった特徴をもっています。

◆「コアレスモーター動力ユニット」の特徴は?
停止状態からスムーズに動き始め、超スロー~スロー状態でもとても安定した
走行ができ、低速から高速についても安定した走行となります。

また、コアレスモーター両端に接続されたフライホイールと、
動力台車の部品構成の変更・改善により、
加速時、減速時はなめらかに速度が変わり、実感的な運転ができます。

たとえば、コントローラーのつまみを急激に変化させても、ギクシャクせず
安定した加速・減速となります。
また、ポイントレールなどの一部無電区間がある場所を通過する際でも
スムーズに走行できます。


▲写真はコアレスモーター動力ユニットの
右半分をカットして内部構造がわかるようにした「カットモデル」

☆中央の銀色の部分がコアレスモーター、
コアレスモーターの右側にある金色の部分がフライホイール
(写真では隠れていますが左側にもあります。)

 

◆「コアレスモーター動力ユニット」のメンテナンスは?

動力ユニット本体と、動力台車の接続方法は
それまでの動力ユニットの構造とは異なり、大幅に改善されています。

動力台車の脱着が簡単になり、構成部品もシンプルかつ堅牢なため
ユーザー自身でのメンテナンスも簡単にできるようなりました。

こんなときは ~動力メンテナンス編~

◆商品ラインナップ

<5711> コアレスモーター動力ユニット(20m級A)・・・¥4,500-(税抜価格)
<5712> コアレスモーター動力ユニット(21m級) ・・・¥4,500-(税抜価格)
<5713> コアレスモーター動力ユニット(18m級) ・・・¥4,500-(税抜価格)
<5714> コアレスモーター動力ユニット(18.5m級)・・・¥4,500-(税抜価格)
<5715> コアレスモーター動力ユニット(20m級B)・・・¥4,500-(税抜価格)
<5716> コアレスモーター動力ユニット(20m級 長軸距) ・・・¥4,500-(税抜価格)
<5717> コアレスモーター動力ユニット(18m級 長軸距) ・・・¥4,500-(税抜価格)
<5718> コアレスモーター動力ユニット(17m級 長軸距) ・・・¥4,500-(税抜価格)
<5719> コアレスモーター動力ユニット(17m級) ・・・¥4,500-(税抜価格)

※「20m級A」と「20m級B」の違いは、台車のカプラーポケット部の位置違いです。
「20m級B」はカプラーポケットの張り出しがやや大きく、
一部の近鉄車両(16000系、1026系、9020系など )に適しています。

※コアレス動力ユニット単品には、台車枠、床下機器は付属していません。
別売の「動力台車枠・床下機器セット」をご利用ください。

※台車枠を装着しないと、台車の集電板が正しい位置に固定されないため
集電不良でスムーズな走行ができません。
必ず「動力台車枠」を装着してから走行させてください。

<お知らせ>
鉄道模型誌・月刊「とれいん」2020年9月号(№549) ※8月21日発売号
掲載の連載記事「おとなの工作談義」では、
今回紹介したコアレスモーター動力ユニットについて詳しく解説・図説して
いますので、ぜひご覧ください。

▲月刊「とれいん」2020年9月号(№549) 表紙

▲人気連載記事の「おとなの工作談義」
9月号は連載第70回でサブタイトルが「一発逆転 コアレスモーター動力」

ちなみに
・8月号の第69回は「グリーンマックス阪急1000系」を詳しく紹介しています。
バックナンバーでぜひチェック!!
・来月発売の10月号は「コアレスモーター動力・後編」の予定です。

※今回紹介した「コアレスモーター動力ユニット」各種は、各販売店で好評発売中です。

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