【売れ筋情報】京急のキット

毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。

ここ最近でエコノミーキットの京急が一通り出揃いました。ということでラインナップのご案内です。

▲最近発売となった新製品が1500形未更新車。もともとは塗装済みキットとして発売していた同形式を素材として再出発した製品です。発売以来リピート注文が多数寄せられている売れ筋商品となっています。

※土・日曜・祝日はグリーンマックス本社および修理係は休業いたしております。電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。

▲もともとが一体成型の塗装済みキットだったこともあって、ボディの組み立ては不要。窓もすべてはめ込みガラスなので面倒なことは塗装を除けばほとんどありません。

エコノミーキット全般に言えることですが、未塗装キットですのでいずれにしても塗装は必須です。京急のように帯が入っているボディの塗装にはマスキングの工程は避けられません。

塗り方の手順はボディを先に白で塗り、帯部分をマスキングしてから京急用のバーミリオン(GMカラーNo.29)で全塗装するのがセオリーとなっています。先にボディーを赤に塗ると、マスキングの手間と帯の太さが均一にならないなど、難易度が一気に上がってしまいます。

▲これは京急(旧)600形を塗装した時のものですが、先に白を塗ってマスキングして、それからボディを塗ってマスキングをはがして…の様子です。帯の幅は1500形も1㎜で行けます。いまは1㎜幅のマスキングテープも販売しているので、用意しておくと便利です。

◆塗装のコツ◆

①スプレーを使う

スプレーの塗装は1回で塗ってしまうのではなく、薄吹きを2回ぐらいして色を乗せるのがポイント。1面あたり色が乗るまで長時間吹き付けてしまうとぼってりした塗膜になってしまいます。

②ビン塗料(エアブラシ)

エアブラシ塗装する場合、ビンカラーの希釈と攪拌は忘れずに!希釈はビンカラー1本分に対し、薄め液と1:1で割ります。この割合は結構重要です。シャバシャバぐらいで案外十分な濃度で、実際に吹き付けた時の表面がツルツルになるぐらいが望ましいでしょう。逆にザラザラになるぐらいでは濃すぎるので、仕上がりに大きな差が出ます。

 

さて、ほかにもこんな製品があります。

▲左は旧600形、右は旧1000形。

旧600形は今でいうところの2100形の先祖で、片側2扉クロスシートの原型でもあります。実車は編成によって床下冷房を備えたものもあり、加工次第で好みの編成を組めるのも面白いポイントです。

▲いつだったかストアの特製完成品として2回ぐらい工作したことがありました。古いキットのわりにストレスなく組み立てられる作り甲斐のある製品です。

▲こちらは旧1000形。3月17日に再生産を出荷いたしました。

1000形には大別して2種類あり、エコノミーキットで発売しているグループはいわゆる初期型で、非冷房から分散冷房車にあたります。塗装済みキットで発売しているグループは集中冷房を搭載しているもので、エコノミーキットのものとは似ているようで細かい部分に大きな違いがあります。

▲2000形も同日再生産を出荷いたしました。

現在は2扉/3扉改造後とのコンバーチブルキットになっています。

▲本社に組み立て見本がないので現在工作しています。後年発売になったキットでもあり、出来のいいキットです。屋根のモールドもシャープで、工作意欲をそそります。

▲かつては2扉の優等メインで運用していたこの形式も少し前に実車が引退してしまいましたが、根強い人気の車両でした。

<製品ラインナップ>

408:京浜急行(旧)600形4両 ¥2,640-(本体価格¥2,400-)
423:京急1000形4両 ¥2,420-(本体価格\2,200-)
423-1:京急1000形増結中間2両 ¥1,540-(本体価格¥1,400-)
441A:京急2000形(2扉/3扉改造車) 4両編成セット ¥4,290-(本体価格¥3,900-)
441B:京急2000形(2扉/3扉改造車) 増結用中間車4両セット ¥3,960-(本体価格\3,600-)
444A:京急1500形(未更新車)4両編成セット ¥5,280-(本体価格¥4,800-)
444B:京急1500形(未更新車)増結用中間車4両セット ¥4,950-(本体価格¥4,500-)

■いずれもメーカー在庫は十分にございます。

キットには完成品にはない面白さがあります。少しだけ時間をかけて作ってみませんか?

デハ!

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