コアレスモーター動力ユニット用補助ウェイトどう使う?

商品管理部名野です。

5月発売予定で只今ご予約承り中のパーツ、コアレスモーター動力ユニット用 補助ウェイトですが、実際どういうときに使えばいいのか、ご説明しましょう。

<8311>コアレスモーター動力ユニット用補助ウェイト(4個入り) ¥660-(本体価格 ¥600-)

コアレスモーター動力ユニット搭載製品は、基本的にセットの標準構成で問題なく走行できるように設定しています。

しかしながら、走行させる環境や動力ユニットの搭載位置など、条件によっては勾配走行時に大きく減速してしまったり、空転によって勾配が登れないことがあります。

そんな時は、この補助ウェイトを動力ユニットに取り付けます。

E653系フレッシュひたちの取り扱い説明書より

コアレスモーター動力ユニットの端の集電板付近の溝にウェイトの突起を合わせて両面テープをつけて固定します。(両面テープは製品には付属しないため、別途ご用意してください。)

特に、以前の2モーター動力ユニット製品の動力だけを入れ替えた場合に効果があります。

また製品設定上、動力車の位置が編成端に偏っている場合も、これを組み込むことによって走行が安定します。

 

動力車1両に対する牽引目安ですが、コアレスモーター動力製品純正の床下構成は前後7両ずつ、(14両編成)

2モーター動力の動力ユニットのみを入れ替え、トレーラー車は従来のままの場合は前後3両(7両編成)程度です。

それよりも長い編成になる場合は、動力ユニットを1編成あたり2両入れるか、この補助ウェイトを使用すると良いです。

 

実はコアレスモーター動力ユニットは、モーター性能上の牽引力は高く、以前実験で車両内にウェイトを詰めるだけ詰め込んで走行させた際は、20両ほど牽引しても標準勾配を問題なく走行しました。

過去の実験イメージ(この3倍は積みました)

モーターパワー(トルク)は強いので、動力車を重くすればするほど牽引力が上がるわけです。

もし、現在の走行環境で勾配が登れない等発生してしまう場合は、一度お試しください。

補助ウェイトの製品自体は5月以降の発売予定です。

製品の詳細についてはコチラ

事前のご予約も承り中です。

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