製品塗装の裏側をご紹介。

商品管理部名野です。

車両製品のボディ塗装について、今回は工場での作業風景をチラっとご紹介します。

※8月9日(土)~14日(水)の間、グリーンマックス本社および修理係は休業となります。
期間中は電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

現在の車両製品は機械塗装で製造していますが、より細かい塗装調整が可能な手塗りを試験的に導入しました。

機械塗装は均一な塗装面を出しやすいのですが、凹凸の深い個所に色が回りにくいという特性があります。

それに比べ、手作業での塗装は形状に合わせた塗装ができるので、より細部まで色を入れることができます。

 

工業塗装といっても手塗り作業の場合は、基本的に個人で塗装するのとそう変わりありません。

一律にボディを並べて・・・

まとめて塗装!

工業塗装で使っているのは、模型用エアブラシの巨大版のようなものを使用します。

塗料カップも大容量です。

塗装完了後の表面チェック。

職人さんの目で、表面状態や色むらなどのチェックが行われます。

上:機械塗装品  下:手塗り品

こうして比較してみると、機械塗装品より手塗り品の方がより彫刻が奥まった箇所にも均一に色が入っています。

乗務員室扉の周囲が判りやすいです。

来月発売予定のJR九州キハ220形200番台製品は、この手法で製品化します。

今までとちょっと違う塗装の仕上がりになっていますので、ご興味ある方は是非ご購入をご検討ください。

手塗り作業品のキハ220形200番台製品は、9月生産予定です。

製品の詳細はコチラ

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