コアレスモーター動力用アダプターパーツ、試験中。

商品管理部名野です。

さて、以前にイベント等でご紹介していたこの部品。

ご好評いただいているコアレスモーター動力ユニットを、従来のエコノミーキットなどに組み込めるようにするアダプターパーツですが、水面下で製品化に向けて進行中してます!

現在プラ成形品の試作が出来上がったので、組み込みして問題ないかを検証しています。

パーツとしては、シンプルな板で、17~21m級の各車体長に対応できる構造になっています。

この部分がちょっとした「キモ」。

現在のグリーンマックスキット製品には、17m、18m、18.5m、20m、21mと5種類の車体長があります。

それぞれの長さに組み込めるように、上画像の部分を加工して使います。

取り付けに際しては、ボディ裏面のリブ(突起)を全て削り取り、アダプターパーツを接着しますが、20m級車体の場合は、アダプターパーツ内側の突起(動力ユニット固定用のツメ)を削ります。

一番短い17m級車体は縦にミゾが彫ってある箇所から外側をカット。

このようにそれぞれ不要な位置を切り取ることで大抵の車両に組み込むことができるようになります。

先の二つの画像では既にカットしてしまっていますが、上画像の矢印部の突起は、これを車体の裾に合わせることで固定高さが決まるというガイドです。パーツを接着した後は不要なため、切り取れる構造になっています。

試しに組み込んでみました。

20m級車体(京王6000系)

17m級車体(クモハ11/12形)

固定のツメが設定されたことにより、完成品と同様にコアレスモーター動力ユニットを取り付けできるようになります。

爪で引っかかり固定されているので、ボディを持って持ち上げても脱落しません。

製品によってはさらなる加工が必要な場合がありますが、概ね現在販売中のキット製品各種に取り付けできます。

コアレスモーター動力ユニット用のアダプターパーツは、近日中に製品化に向けての詳細案内ができる見込みですので、もうしばらくお待ちください。

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