コアレスモーター動力ユニット 修理実演イベントレポート

商品管理部名野です。

6月8日(土)にグリーンっマックス・ザ・ストア秋葉原店で行われましたイベントレポートです。

車両完成品に搭載されてから数年経過し、おかげさまでだいぶコアレスモーター動力ユニットも普及してきました。

しかしながら、普段のメンテナンス方法がよくわからない!という方もまだまだいるかと思います。

 

実演時の様子

実演をご覧になった方も、メンテナンス方法や分解の仕方がよくわからない、という質問が多くありました。

自身で分解して構造を理解していても、どこをメンテナンスしたらいいのか、といった声もありました。

メンテナンスに必要な工具は、精密ピンセット、爪楊枝、綿棒、深めの塗料皿、ワニ口クリップ等。上の画像に写っているものがあれば大概OK!

ワニ口クリップ(100均製品)

あと、意外と便利なのがコレ。

こんな風に直接動力ユニットの車輪を駆動できるので、分解しなくても車輪のヨゴレ落としができるので便利です。

通電ポイントに当てられさえすれば、動力ユニット全般に応用できる方法です。

 

注油に関する質問もありました。

コアレスモーター動力ユニットは、モーター性能がとても安定しているため、通常使用で注油する必要性はほとんどありません。

タミヤ セラグリスHG

さす必要がある場面は、ギア類をクリーナー液で洗浄した際もしくは長期間使用してギアの油が乾いてしまった場合だけです。

使用する際にオススメなのは、ペースト状のグリス。さす量が調整しやすく、適量付ければ余計な場所に回ることもありません。

さす量も1台車につきこれだけ。

つけた後、しばらく走行させれば十分必要箇所には行き渡ります。

これでも動きが悪い時は、ギアやトレーラー車を点検しましょう。

部品が小さいのでホコリは大敵!

ギア周りのホコリチェックはこまめにしましょう。

 

長持ちさせる秘訣は、車輪等通電部のヨゴレはこまめに取る、じゅうたんの上でレール敷いて走らせたらギアをチェックする、必要以上の分解をしない、むやみやたらに油をささない。こんなところです。

こういったメンテナンスを常に行っていれば、そう簡単に壊れるものではありません。

メンテナンスをしていれば、車両に愛着も湧きますよ。

こまめなメンテナンスで、快適な模型ライフを楽しみましょう!

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