103系を作る③(HQEキット・部分的に塗装編)

こんにちは、秋葉原店の竹内(秀)です。

205系がにわかに沸いているようですが
今回も103系でお送りします。
前回(該当記事はこちらです)は着色済みキットから可能な限り
塗装しないでそのままがテーマでした。
今回も着色済みキットがもとで、「一部分塗装したらどうなるのか」がテーマです。

※あくまで製作の一例です。今段の内容を推奨するものではありません。
 参考までにご覧ください。

先に完成形から。左はキットそのままで塗装していません。
右は車内の乗務員室仕切りと屋根・屋根上機器を塗装しています。
どうでしょうか。

前面窓が大きいので意外と中が見えるのですが、仕切りがクリアのままよりは
塗装されていた方が室内空間がちゃんとあるように見えます。

説明書には「塗装した方が実感的」の記載。
指定は鉄道カラーセットの「淡緑1号」。
鉄道カラーセット 各種 ¥1,980-
「鉄道カラーセット」はEVOキット向けで設定された、
国電向けの車体色に屋根・屋根上機器などの塗色をセットとしたもの。
ビンで6本入り。
「淡緑1号」はこちらのセットに入っているのみで、単品販売は基本的にありません。
今回はこちらを使用。

手に入らない場合の代用としてGM鉄道カラーの〈41〉も指定。
こちらはビン・スプレー共に設定があります。
鉄道カラ― 41 ブルーC(伊豆急ペールブルー) ビン ¥350-
                      スプレー ¥600-

屋根は・・・。ななめからではあまりわからないですよね。

説明書の記載はこう。
車両に合わせてモールド(この場合は手すりを再現したもの)を削った後、
跡のつやが目立つ場合は塗装する、ということ。

ということでその部分に注目すると、つやは目立たなくなっていました。
(削った後のキズが目立ってしまったので塗装前に整えた方が良い。
次段以降(あれば)の改善点。)

屋根上機器は今回は全て同じ塗色(ねずみ色1号)にしていますが、
どちらかといえば目指す車両に合わせて、という要素が強くなります。
実車の画像を探してみると一通りでない、のがすぐにわかります。

ということで。
今回一番のポイントは「塗装したらどうなるか」。
色が付いた!という以外にもう一つ考えたいのが「イメージ通りの色なのかどうか」。
実は今回屋根はもう少し暗めのグレーになる予定でした。
(ガイアカラーのダークグレーを使用)
結果は上部の画像の通り。

例えばこの色で塗装するぞ!と1本で決められれば良いですが
求める色によっては混色が必要になるわけで・・・。
そうなるとエアブラシで、とか塗装に使える道具は限られてきます。

秋葉原店にはそのための「工作スペース」があります。
詳細はこちらをご覧ください。
事前にご予約いただいた方が便利です。

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。

※あくまで製作の一例です。今段の内容を推奨するものではありません。
 参考までにご覧ください。

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