☆☆☆発売間近の製品紹介/コアレスモーター動力ユニット(17m級長軸距)

本社・商品企画部の牛久保です。
今回は発売間近となったコアレスモーター動力ユニット(17m級長軸距)を紹介します。

▲<5718>コアレスモーター動力ユニット(17m級長軸距)

「スムーズな走行」、「なめらかな加減速」、「静かな走行音」、「安定したスロー走行」といった多くの特徴を持つコアレスモーター動力ユニットに「17m級長軸距」が新たに仲間入りです。

すでに昨年の各種イベントで走行デモをご覧になった方も多いと思います。既存のコアレスモーター動力ユニットの動力台車、モーター部を共用することで、すばらしい走りはそのままでギュッと圧縮した形状となりました。クモハ11/12形やクモニ13形などの17m級各種車両の動力化にご利用ください。

商品概要はこちらです。

http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM5718.pdf

<5718>コアレスモーター動力ユニット(17m級長軸距)・・・¥4,800-

 

■■■好評発売中のコアレスモーター動力ユニットの紹介■■■

▲今回紹介した「17m級長軸距」を含めるとコアレスモーター動力ユニットの製品ラインナップは全8種となりました。

<5711>コアレスモーター動力ユニット(20m級A)・・・¥4,500―(本体価格)
<5712>コアレスモーター動力ユニット(21m級)・・・¥4,500―(本体価格)
<5713>コアレスモーター動力ユニット(18m級)・・・¥4,500―(本体価格)
<5714>コアレスモーター動力ユニット(18.5m級)・・・¥4,500―(本体価格)
<5715>コアレスモーター動力ユニット(20m級B)・・・¥4,500―(本体価格)
<5716>コアレスモーター動力ユニット(20m級長軸距)・・・¥4,500―(本体価格)
<5717>コアレスモーター動力ユニット(18m級長軸距)・・・¥4,500―(本体価格)

※上記の動力ユニットには「動力台車枠」、「床下機器」は付属していません。別売の「動力台車枠・床下機器セット」と合わせてご利用ください。

▲ ちなみに写真のように「台車枠を装着しない状態では、集電が安定しません」ので、走行がギクシャクしたり、止まってしまうことがあります。特に購入時に動力ユニット単体で走行確認ではそういった事例が起こりやすいので、ご注意願います。

 

※品番が4000番台の完成品(2モーター動力ユニット搭載製品)への対応表はこちらのグリーンマックスOfficial WebSiteの「コアレスモーター動力ユニット・対応表/更新内容」を参照ねがいます。

http://www.greenmax.co.jp/

 

☆ヒント/17m車について
グリーンマックスからは下記の17m級の車両キットが発売中です。

<308>国鉄クモハ12040、クモニ13形 2両セット・・・¥1,500―(本体価格)
<310>国鉄クモハ11/12形 2両セット・・・¥1,800―(本体価格)
<13012>着色済み 国鉄クモハ11/12形 2両セット(茶色)・・・¥2,800―(本体価格)  ※2019年2月発売予定

☆さらに車両バリエーションが欲しい方へは、古いグリーンマックスのカタログから工作のヒントを提示しましょう!!

▲グリーンマックスカタログ(1979年頃)より抜粋
<152>クモハ43形をベースとし、切り継ぎ加工をして「クモハ14800」を作るというものです。ちなみに、その後に製品化された<174>サロ45形+サハ48形の「サハ48」をベースに使ったほうが切り継ぎ箇所が少なくて済み、正面・屋根は<182>クモハユニ44800からもってきたほうが確実そうです。台車は現在では<5046>DT-11が使えます。

▲グリーンマックスカタログ(1980年)より抜粋
一方、こちらはクモハ14 100番台への改造例です。
17m級車両は出自が異なる様々な系列・形式の車両がありましたが、車両称号規程の変更に伴い雑形に編入され、同一形式で番台区分されることとなったので、同じクモハ14でも外観が異なる車種があるというわけです。クモハ14 100番台の場合は<150>クモハ41、ペアとなるクハ18 000は<151>クハ55をベースとして切り継ぎ加工で車体を短縮し、今なら正面は非貫通顔の<310>クモハ11/12形あたりからもって来ればOKです。台車は<5018>DT-10が製品化されています。

 

※17m級の旧型国電はモハ30形、モハ31形、モハ32形、モハ50形、モハ62形など多種多様な木造、あるいは鋼製化車体のものがあり、ぜひ実物誌やネット上の情報を見ていただければ興味深い対象であることがわかると思います。

今年は平成から新元号に代わる節目の年ですが、はるか大正~昭和に活躍した古豪の車両たちに想いをはせてみてはいかがでしょうか?

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