動力台車枠・床下機器セット ~その⑤~

商品管理部名野です。

コアレスモーター動力用の動力台車枠・床下機器セットの詳細その⑤です。

その①<8481~8486>
その②<8487~8491>
その③<8492~8496>
その④<8497~8500>

最終回となります今回は、この5種をご紹介。

<8501>A-17(TS1019+4036AM)
<8502>A-18(FS516+4156BM)
<8503>A-19(KD306+MM)
<8504>A-20(FS539+4045AM)
<8505>A-21(SSタイプ+1001BM)

<8501>A-17(TS1019+4036AM)

東急5000系列(2代目)に使用する部品です。

東急5000系列は、田園都市線用10両編成の5000系、東横線用8両編成の5050系、目黒線用の6両編成5080系の3種類存在します。

各形式、同じ下回り部品を使用していますので、従来動力からの載せ替えや、走行条件によっては長編成時の補助動力として組み込む際に使用します。

特に従来製品の下回り部品のまま動力車だけコアレスモーターに入れ替える場合、走行抵抗が大きく動力車が勾配で空転しがちなので、編成中2両動力車を入れると安定します。(従来製品そのままにコアレスモーター動力を搭載した場合の走行目安は6両編成までです。)

また、この部品は6000系にも使用していますので、そちらの換装用にも使えます。

組み合わせる動力ユニットは、<5711>20m級Aです。

 

<8502>A-18(FS516+4156BM)

こちらは小田急8000形更新車の専用部品です。

従来製品の8000形更新車は、4両・6両編成どちらにも動力がりますので、1000形や3000形など、コアレスモーター動力搭載品のみで発売した形式と連結する際は必要になってきます。

動力台車枠は<8494>の未更新車用と同じですので、床下機器を従来品から移植する場合は、どちらでも利用できます。

組み込む動力ユニットは<5711>20m級Aを使用します。

 

<8503>A-19(KD306+MM)

KD306は、近鉄の車両に使われる台車です。

5800系や1026(1252)系、5211系などに使います。(5200系は<8486>付属の台車枠を使います。)

台車の部品形状だけで見れば、シリーズ21(3220系、9820/9020系、5820系)と南大阪線用ACEの16400系にも使用できます。

各種編成同士での連結が多い近鉄ですので、動力車同士を連結する場合は、性能を揃えておきましょう。

組み込む動力ユニットは、5800/1026/1252系列、シリーズ21系列は<5715>20m級Bを。

5211系と16400系は<5712>21m級を使います。

車種により使う長さが異なりますのでご注意ください。

 

<8504>A-20(FS539+4045AM)

これは主に名鉄の車両に使います。

封入される部品は1000系パノラマスーパー用をダークグレー成型色にしたものですが、同じ部品を使う5000系、6500/6800系、5700系各形式にも使用できます。

ただ、従来製品の成型色はライトグレーのものが多いため、組み込む際には床下部品の色にご注意ください。

1000系に使用する場合は、動力ユニットは<5711>20m級Aを、その他の一般型車両に使う際は<5714>18.5m級を組み合わせます。

また動力台車枠は、同じパーツを使用している東武10000型にも使用できます。(動力は<5711>20m級A

どちらも多形式の混成が多い車両ですので、活用の機会は多いです。

 

<8505>A-21(SSタイプ+1001BM)

最後となるこちらは、東武10030型用の部品です。

2両編成の10030型(10050番台)はコアレスモーター動力製品でのみ発売していますので、従来製品と協調させる場合は、こちらを使用します。

動力ユニットは<5711>20m級Aと組み合わせます。

以上で、現在発売しているコアレスモーター用の動力台車枠・床下機器セットは全てになります。

車両により形状と色の違いがありますので、お手持ちの車両と照らし合わせながら選択してください。

 

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