分解してみよう~京成3700形完成品編~

修理部 名野です。

本日は、京成3700形1次車と西武30000系のメーカー出荷日です。

数日後には店頭に並ぶ予定ですので、お楽しみに。

さて、その中の京成3700形1次車ですが、

前面の種別幕と行先、運行番号は全て印刷済みになっています。

もともと塗装済みキットから完成品になった品なので、

キットお持ちの方ならば、ステッカーの余りがあるはずです。

印刷の行先を変更したい!という場合には、構造上先頭車の分解が必要ですね。

ただ、ライトユニットの構造上、少々分解しにくい品なのでご注意ください。

それでは、分解してみましょう。

以下の写真は、前回品(5次車)のセットを使用していますが、構造は同じです。

※以下の分解方法は、メーカー推奨の方法ではありません。
作業時に破損した際の修理は有償となります。ご注意ください。

床板の外し方はいつもどおり。

肝心のライトユニットは、ガッチリはまっているので、外すのにはコツが要ります。

先ず下側から爪、もしくは爪楊枝などを差し込んで、前面部分を少し浮かします。

浮かしながら、ヘッドライトレンズ部分を押し、前面下側にずらします。

片側ずつ、順番に。

ライトレンズ、種別幕部分を半分下にずらせれば後は簡単。

ボディ左右を少し広げて、ライトユニットを引き出すだけ。

ここから先の分解もいつもどおりで、屋根、ガラスの順に外していきます。

側面ガラスの取り外しは、やや注意。

妻面窓ガラスは接着されていますので、側面ガラスを外す時に破損しないように。

前面ガラスの内側に行先幕部が着いているので、外します。

あとは、該当箇所に好みの行先・種別を貼付し、逆手順で元通りにするだけです。

お好みの行先幕に変更して、製品そのままと差をつけてみましょう!

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