小田急3000形新色帯

修理部名野です。

今回ご紹介するのは、月末発売予定のコチラの品。

<30753>小田急3000形(3662編成・インペリアルブルー帯)8両編成セット
<30754>小田急3000形(3081編成・インペリアルブルー帯)基本4両編成セット
<30755>小田急3000形(3081編成・インペリアルブルー帯)増結用中間車6両セット

 

小田急に最大勢力である3000形のなかで、今旬な特徴的な編成たちです。

現在ステンレス車の帯色が、従来の「ロイヤルブルー」と呼ばれていた色から「インペリアルブルー」と呼ばれるより鮮やかな帯色へ変更されています。

左:ロイヤルブルー  右:インペリアルブルー

この色は4000形と同じで、2000形や1000形の更新車にも採用されています。

 

一見、編成の長さ以外同じように見える両者ですが、それぞれに特徴があります。

3662編成は、8両編成で最初に帯色が変わった編成で、今後もこの帯色変更は増加していくものと思われます。
この編成は帯色のみの変更で、特に改番はされていないため車番の色が帯の色と違います。

3662編成側面

3081編成は、もともと8両編成だった3665編成に2両追加して10両貫通編成とした車両で、10両化と共に改番されました。
こちらは、この改番で車番プレートが全て新しくなったため、車番と帯の色が同じです。

3081編成側面

製品でもこの違いをしっかり再現!(写真に撮るとわかりにくいですが、肉眼でははっきり違いが見えます。)

左:従来車両  右:追加製造車両

また3081編成の10両化で追加された車両は、換気のため車端部窓が開閉式になり、上部に黒色の手かけがあります。(従来車両は固定式のため、手かけなし)

左:従来車両  右:追加製造車両

さらに、貫通扉のサイズも微妙に変化したため、編成内にこの2形態が混在します。

追加された形態違いの車両は、3381と3431の2両が該当し、実車通りの作り分けをしています。

 

多種多様なバリエーションで今でも勢力を拡大している3000形の最新形態2種は、7月30日(月)メーカー出荷です。

 

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