東急2000系、最後の活躍

修理部名野です。

先日実車に動きがあり話題になっている東急2000系の製品が、仕様変更されて再登場です。

<30738>東急2000系(田園都市線・2003編成・白ライト)基本6両編成セット
<30739>東急2000系(田園都市線・2003編成・白ライト)増結用中間車4両セット
<30740>東急2000系(田園都市線・2002編成・方向幕時代)基本6両編成セット
<30741>東急2000系(田園都市線・2002編成・方向幕時代)増結用中間車4両セット

東急2000系製品は、以前にも田園都市線の10両<30590・30591>と、東横線時代の8両<50557>と2種類を発売しましたが、今回はその追加ラインナップです。

どちらも田園都市線の10両編成を元にしますが、それぞれの製品で時代設定が異なります。

共通仕様としては、今回からスカートパーツが1000系(1500番代)と同じ部品に変更になりました。

左:従来品  右:今回品

現行水準の部品へと変更したことで、より実車のイメージに近づきました。

このスカートパーツ自体は、<8586>として別売設定がありますので、従来品も交換して同じ水準に合わせることができます。

<30738・30739>は2003編成で、田園都市線として活躍していた最末期の時代設定、側面車端部に黄色い警戒テープが張り付けされている姿です。

30738 基本6両編成セット

30739 増結用中間車4両セット

ヘッドライトは、LED式に交換された時代設定のため、白色です。

また、貫通扉は全車両2000系のみで採用された、特徴的な形状のものを取り付け。

これは3本いる2000系のうち、2003編成のみの特長です。

左:今回品  右:東横線8両

唯一、初め東横線に投入された2003編成のみ、当初クハ2103の前面車番が微妙に広い間隔で配置され、田園都市線に転属した現在は他車と同じ車番間隔になったという知る人ぞ知る特徴があります。

この違いも今回製品と前回製品で作り分けしています。

 

<30740・30741>は、2002編成の方向幕の交換前、スカート取り付け後2005~2006年あたりの時代設定で、まだ車端部の黄色テープが張り付けされる前の姿です。

30740 基本6両編成セット

30741 増結用中間車4両セット

こちらのヘッドライトは交換前の電球色。

貫通扉は、3号車と9号車のみ2000系オリジナル、他は9000系等と同じ形状というのが2001編成と2002編成の特長で、この違いもしっかり作り分けしています。

3本だけの少数派な2000系ですが、ファンには昔から人気の高い形式でもあります。

つい先日、2003編成が機器更新と中間車2両抜き取りという動きがあり、今後の動きに注目されています。

田園都市線の希少車種、活躍当初姿を思い浮かべながら、各車揃えてみるのも面白そうです。

東急2000系(田園都市線)各種は、7月上旬ごろ発売予定です。

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