製品の紹介/信号機(その2)

本社営業企画部の牛久保です。
イベントなどで質問が多い 「信号機の種類、信号機を設置する場所や間隔」などについての紹介を
不定期で行っていますが、今回は信号機(その2)です。

 

 

今回は「完成品ストラクチャー」シリーズ・<2784>4燈式信号機(パターンB)を使って、信号機を設置する場所や間隔について解説します。
 

▲好評発売中の「完成品ストラクチャー」シリーズ・3燈式信号機と4燈式信号機(パターンA、パターンB)
※写真の製品は形状重視のモデルで、点灯、灯色の切り替えはできません


▲写真は市販の木製パネルの上に線路と信号機を配置した例
(内回りの線路のみ信号機を設置してみました。)
・線路はTOMIXのワイドPC・曲線部C280とC317、直線部S280
・木製パネルのサイズは約700×1000mm

皆さんが街中の交差点などで見かける道路信号機は「緑→黄→赤→緑→・・・」といったように
一定時間ごとに灯色が切り替わります。しかし、鉄道信号機の場合は一定時間ごとに灯色が切り替わるのではなく、灯色の切り替えは先行する列車の有無が密接に関係してきます。

鉄道では列車同士の衝突や追突事故を防ぐため、閉塞区間(へいそくくかん)と呼ばれる「一つの列車だけが運行できる線路の区域」を設定しています。閉塞区間の数や長さは列車編成の長さや最高速度から安全に停車することができる距離などを考慮して設定されており、各閉塞区間の手前に鉄道信号機が設置されており、次の閉塞区間における信号現示をおこなっています。

☆今回は設置例として最大2両編成の車両の運転を前提に考えていきます。
閉塞区間を設定する際に重要なのは「個々の閉塞区間の長さは走行する列車編成の長さよりも長いこと。」です。長編成の列車を走らせてた時に列車途中に信号機が複数個またがるような配置は現実的でないので注意が必要です。
配置例では黄色テープを貼った場所が個々の閉塞区間の境目と設定し、そこに信号機を置いてみました。閉塞区間内に2両編成がちゃんと収まっています。

このサイズのレイアウトだと、信号機は内回り線に6基、外回り線に6基の計12基設置することになります。例題として使用した<2784>4燈式信号機(パターンB)は1セット5本入りなので、3セット必要ということになります。

 

 

▲閉塞区間の手前の信号機が「進行」を示す緑色を現示している例。
※次の閉塞区間には先行する列車がないため、信号機が「進行」を示す緑色を現示しています。

 


▲閉塞区間の手前の信号機が「停止」を示す赤色を現示している例。
※写真のように先行する列車が通過直後で、次の閉塞区間に列車がいる場合には
信号機は赤色に切り替わります。

※先行する列車がさらに1つ先の閉塞区間へ入ると、
信号機は「停止」を示す赤色→「注意」を示す黄色となり、
さらに列車が2つ先の閉塞区間に入ると「注意」→「減速」を示す黄色+緑色となり、
さらに列車が3つ先の閉塞区間に入ると「減速」→「進行」を示す青色となります。て

以上のように、先行している列車がいる場所によって、
各閉塞区間の手前の信号機の現示が切り替わることになります。

 


▲4灯式信号機の場合、現示パターンは「減速型」と「警戒型」の2種類あります。

 


▲グリーンマックスでは「減速型」と「警戒型」の2種類とも
完成品ストラクチャーシリーズの4燈式信号機として
製品化していますので、ぜひご利用ください。
※写真の製品は、点灯、灯色の切り替えはできません

▲単線の例①/
上り列車と下り列車に対応するため信号機が2基設置されている例。
2基の信号の向きが異なるように設置されているのがわかります。
進行方向の信号機が「進行」を示す青色を現示しています。

▲単線の例②/

写真は単線の例①を別の角度からみたもの。
列車はヘッドライトを点灯しているので写真の手前側に走ってくる列車となります。
この列車に正面衝突をしないように、写真奥側に走っていこうとする列車に対しては
「停止」を示す赤色を現示しています。

いかがでしたでしょうか?
「閉塞区間」と、「信号機の現示」の関係がおわかりいただけましたでしょうか?

列車に乗った時に、運よく運転席直後の場所を確保できたら、ぜひ信号機の設置位置と間隔を観察してみてください。

 

※この記事のバックナンバーはこちら
製品の紹介/信号機(その1)
http://www.gm-store.co.jp/blog/gmstore-staff/archives/53945#more-53945

 

 

 

 

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