東海地区の211系

修理部 名野です。

量産先行品が完成しましたこちらの製品のご案内です。

<30682>JR211系5000番台 3両編成セット(動力付き)
<30683>JR211系5000番台 3両編成セット(動力無し)
<30684>JR211系5000番台 4両編成セット(動力付き)
<30685>JR211系5000番台 4両編成セット(動力無し)
<30686>JR211系5000番台(LL編成) 基本3両編成セット(動力付き)
<30687>JR211系5000番台(LL編成) 増結3両編成セット(動力無し)

JR211系5000番台の各製品は、コアレスモーター動力搭載品として<30034~30037>の品番で発売済みですが、今回の製品は専用の新規床下機器と電球色ヘッドライトを採用し、印刷車番も刷新した新製品です。

注目の床下機器配置を中心に、詳細を見てみましょう。

■クハ210-5000/5300

名古屋向きの先頭車で、4両編成セットはトイレ付の5300番台、それ以外はトイレなしの5000番台が振られています。

4両編成は登場時は5000番台先頭車を連結していましたが、後に5300番台に差し替えられたため、編成内の末尾番号が不揃いになっているのが特徴です。

トイレの有無で床下タンクの有り無しを作り分けしています。
また、5000番台と5300番台で異なるサイズの方向幕も再現されています。

■サハ211-5000

4両編成セットのみに含まれる中間付随車。
必要最低限の機器のみを搭載しているので、すっきりとしています。

■モハ210-5000

パンタグラフ無しのモーター車で、今回品からこちらを動力車に変更しています。
実車は、コンプレッサーや補助電源装置など、製造時期によって機器の形態にバリエーションがあります。
実車番号にならって交換してみるのも面白そうです。

■クモハ211-5000

パンタグラフ付きの先頭モーター車。
従来品は使用する床下機器の関係で、この車両が動力車に設定されていました。
今回の動力車設定の変更で、動力付きセットもこの車両のライトが消灯できるようになりました。

また、各標記の印刷もコダワリの内容で、

3両編成セットと4両編成セットは神領電車区所属の「海シン」

LL編成は静岡所属の「静シス」標記と、作り分け。
小さい文字ですが、高精細印刷で文字が読み取れます。

その他に「海シン」所属車は前面左上に車両番号を標記し、「静シス」所属のLL編成は無標記という違いもあります。

各製品とも、KATO製品との連結用にカプラーアダプター付きのスカートパーツが付属し、先頭部はTOMIX製TNカプラー(JC25)に対応していますので、311系や313系など他社製の各形式との連結もできます。(他社製の動力車同士との連結は、動力性能が異なるため走行ができません。ご注意ください。)

発売済みの静岡鉄道A3000形とLL編成を絡めて静岡地区風に。

JR211系5000番台リニューアル品、12月8日(金)メーカー出荷予定です。
早ければ12月11日(月)ごろから店頭に並ぶ予定です。

発売までもうしばらくお待ちください。

 

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