【解説】 フライホイール付きコアレスモーター新型動力とは!

いよいよベールが明らかになってきました新型動力ユニットのお話。
商品企画の井上です、おばんです。

静岡ホビーショーで試走行をご覧になった方も多いのではないでしょうか
その新型動力を紹介します

(↓ぜひご覧ください!)

まずは外観
★とにかく低いです
★とにかく幅狭いです
これは小型の「コアレスモーター」採用により実現。

裏から見たときに躯体ダイキャストから側方にプラの翼がありますよね
これ、通常の車体幅より小さく、スペーサーとなっているんです
翼をとれば狭小幅の車体にも対応できる展開性あり

車端部にも前面形状に対応した変換式構造に。
今まで床板形状に影響うけていた設計から形状第一の立体化が可能に。


駆動軸
モーター軸直結を廃し、シャフトドライブに。
これにより走行音を低減

台車
台車のギア部分はボックス形状となり外部からの防塵性向上
集電方式は車軸両端から通電させるピボット集電に変更し汚れによる耐久性の大幅改善および部品摩耗が無くなりメンテナンスフリーへ。

固定部分もいままでのウィークポイントでしたが、全く新設計で、着脱しやすさを維持しつつ破損しないように改善しています

また本体部のカバーもこのように外力に対し折れにくい素材となりました。


そしてもっとも気になる「モーター部分」です
搭載するモーターは「コアレス」
鉄芯のない「小型」「軽量」
なにより「スムースな動き」が特徴で、採用の理由となりました!

GMの従来のモーターでは、、コギングと言われる磁気吸引力の強弱により滑らかな回転が得られにくく
これに対処するためコアをスキューさせるなど低減工夫したモーターもありますが、スムースさを損なうコギング・振動・騒音は完全解決はされません。

そこでGMの新動力ではコアレスモーターを導入。
コアレスモーターはこれらを一挙解決した「低速でも滑らかな回転」ができ、小型・軽量な特徴も備えたモーターを搭載します

またカーボンブラシではなく貴金属ブラシのため、発生ノイズが少なく電子機器への悪影響が少ない利点もあります


そして両端にはフライホイールが搭載され、よりよい走行性を実現します

コアレスモーターにより、コギングがほとんどないので「フライホイールの効果が大きく、慣性走行の再現が容易で走行が滑らかに


駆け足でしたがいかがでした?
完全新規設計の動力ユニット、まずは8月発売のE653系に先行搭載します
お楽しみに!

互換性
そうそう、大事なことを忘れてました。
現在の動力ユニット搭載車両と、この新動力の取付部分
いわゆる車体のツメ受け部分は「互換性を考慮して同形状」で
すでにお手持ちの動力ユニットだけ装備変換も可能です

動力単体での販売方法などは検討中です
どうぞ続報をお待ちください
でわでわ~。

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