★★★車体についた指紋のふき取り

アドバイザーの牛久保です。今回は車両のメンテナンス方法について紹介します。
「車体についた指紋や汚れをきれいにふき取りたいが、どんな方法ですれば良いのかわからない。」
といった問い合わせ・質問が時々ありますが、皆さんはどのように掃除していますか?

▲窓ガラスに付いた指紋や汚れは目立つので気になりますよね。

▲車両ケースから取り出すときや、レールの上に載せるときなど、
窓ガラスに直接触れる機会は多いと思います。
窓ガラスは透明なので、指紋やほこりの付着が目立ちやすい場所です。

▲汚れをふき取るものとして、真っ先に思い浮かぶのが「テッシュペーパー」ですが、・・・

▲紙の繊維というのは案外固いもので、テッシュペーパーでゴシゴシ磨くと、

スリ傷がついてしまうだけでなく、細かな繊維クズも多数も多数ついてしまいます。

▲プラスチック製レンズや、レンズのカバーコーティングを傷つけることなく汚れをふき取るといえば
やはり「メガネ拭き」です。メガネ屋さんで扱っているものならば、一応安心といえます。

▲私の場合は、コンパウンド(磨き粉)で磨く際に使用する布として販売されているもので
[87090]タミヤ・コンパウンド用クロス(3色セット)<タミヤ>を使っています。
傷をとるために使う布なので、目が細かく、やわらかいために空拭きしても傷がつかないのと、
付着している指紋・汚れが簡単に取れます。
(写真には出ていませんが、アイボリー色のものを含めた3枚セットで販売されています。)

▲本当の窓を磨くときの要領で息を「ハアー」とかけて、
息で表面を曇らせてから優しくクロスでふき取ると、きれいになります。

居酒屋などでお互いの模型を見せ合ったりしていると
揚げ物の油がついた手でさわられること(笑)もあるので、
そのような汚れの場合は中性洗剤をぬるま湯で薄めてクロスに含ませ、
軽く絞った状態でふき取ります。

また、部品の隙間や内部まで汚れてしまっている場合は、
部品単位に分解して洗うことになります。
ちなみに、私の場合は完成品を改造するときに分解したついでとか、
中古品で相当汚れや傷がついていたものについてのみ分解洗浄しています。
一般ユーザーの場合は特に分解してまで掃除する必要はないと思います。

ちょっとした情報でしたが、大切な模型のメンテナンスに役立てみてください。

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