保線詰所の作例 ⑤ スミ入れ塗装とガラスパーツ貼り

出荷担当の関根です。

前回 本体基本塗装と小物塗装まで進みました

今回はエナメル系塗料を使っての本体への墨入れと

ガラスパーツの取り付けまで進みます。

タミヤ エナメル系塗料の

XF-57 バフ (GMカラー近似色 No,19 ベージュA)と

XF-2 フラットホワイトを 1対1程度で塗料皿に少量出し、

X-20 シンナー(薄め液)にてギリギリ流れるくらいに濃度を調整して

ダークグレーで塗装した本体 壁にある溝のモールドに流し込み、

目地の表現をしてみます。

1・墨入れ前

2・後

はみ出している所は気にせずこのまま完全乾燥させます。

色を変えて ねずみ色1号で塗装した本体へ行いました。

ベージュと白を混ぜて使った塗料皿に

XF-1 フラットブラックを様子を見ながら混ぜて濃いグレーを準備し

同様に溝へ流します。

完全に塗料が乾燥した後、薄め液を綿棒に付けてはみ出した部分をふき取ります。

建物の上から下と縦方向に綿棒を動かしています。

ダークグレーで本体を塗装したものに明るい色

ねずみ色1号に濃いグレーを墨入れしました。

色味の比較写真です。

ダークグレーは墨入れ後の印象はねずみ色1号で本体を塗装した物より

明るい本体色にみえます。

ねずみ色1号側はダークグレーに近づきました。

壁の目地面積が多いので墨入れの色選択と壁色は

良く考えて決める必要があるようです。

ガラスパーツ貼りに進みます。

キット付属の透明塩ビ板を準備して窓の大きさに合わせて切り出します。

ひと手間かけて、塩ビ板を半分に切断し片方を400番の紙やすりを使って

円を描くようにやすり、くもりガラスを再現してみました。

仮組みして塩ビパーツを貼ってはいけない所を確認して

現物合わせで寸法を決め、デザインナイフにて印を付けて

工作はさみでカット

・・・ ・・・ 塩ビ板の幅を取り過ぎたので、壁面裏のモールドに干渉してしまいました。

プラスチック用ニッパーでジャマになる部分を確認して切り取りました。

仮組みして問題が無いことを確認して、

ゴム系接着剤を使って貼り付けました。

透明塩ビ板と、くもりガラスに加工した物を組み合わせて

変化を付ける事も可能です。

1・ No,35 ダークグレーで本体を塗装し 透明塩ビ板とくもりガラスを

貼りました。

2・ 1と同じく No,35 ダークグレーで本体を塗装し墨入れ・くもりガラスの貼り付け。

3・ No,9 ねずみ色1号で本体を塗装し 墨入れ・くもりガラスの貼り付け。

4・ 3同じくNo,9 ねずみ色1号で本体を塗装し 全て透明塩ビ板を

貼り付けました。

ここまでで 本体の組立準備まで終わりました。

印刷パーツの切抜き・加工に続きます。

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