ブログリレー(174)

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

「ヘッドライト・テールライト」ですか。
旅は~まだ~終わら~ない~♪
・・・ではこんな提案を。


▲EVOの103系にライトを仕込む!
やってやれないことはありません。
アタシの作例を挙げてみましょうか。

さて、まずは知っておいていただきたいこととして、「EVOの純正ライトユニットは、開発中につき今のところ製品は出ていません」。
無いものは仕方ありません。どうにかしてライトを点灯させたいと思うでしょう。
そこでアタシが選んだのは、GM塗装済みキットの103系関西形の別売ライトユニットです。メーカーが推奨しないのは、ユニット本体が一番先頭寄りの戸袋窓の出っ張りに干渉するため、加工なしで取り付けられないのが理由のひとつでもあります。

ちょっと強引ですが、アタシはこうやって付けました。


▲手摺などを植え込んだ関係で裏は散らかってますが・・・
まずはテールランプをライトユニットのプリズムに置き換えるため、EVOキットのガラスパーツからテールランプを切り取ります。
あと、前面ガラス下部がプリズムに干渉するので僅かに削っておきます。下準備はこの程度で大丈夫です。


▲こちらはライトユニットを加工したものです。加工前のものを撮り忘れてしまったので、文章のみで説明します。
もともとはLEDの光がライトケースの外に漏れ出さないようにある程度密閉されているのですが、前述のように戸袋窓に干渉するため、その干渉する部分を切り落とす必要があります。画像のようにLEDの側面がほぼむき出しになってしまうので、光はダダ漏れになります。でも干渉していた部分以外は比較的フリースペースになりますので、プラ材などで遮光対策すればOKでしょう。


▲別アングルからも。ちなみにスプリングを曲げているのは、アタシの作例がKATO製の床板を使用しているため、集電方式の都合で曲げてあります。GM純正床板ならそのままで問題ないと思います。
テールランプは非点灯時にクリアーではおかしいので、赤マジックで着色しました。この程度で十分です。


▲画像のようにライトユニットの収まるスペースを確保するため、仕切り板の取り付け穴のあたりを削る必要があります。
それとヘッドライト用プリズムの収まる部分も切り落とさないと屋根板に干渉してしまうので大胆に加工します。
更にはヘッドライトプリズムの先端(シールドビームの2灯部分)もカットします。ここまでしないと取り付けられません。ええ。大変なんすよ。ほんと・・・。


▲するとこんな感じに収まります。
向こう側にはKATO製の床板。高運の103系のものです。ライトユニットのスプリングは床板に取り付けた集電板と接触することで通電するようにしています。


▲おしまいはテールライトで。
遮光対策がなされていないと、こんなふうに戸袋窓が真っ赤に染まります(笑)

ご覧のとおり、この工作方法を採用すると、キット付属の乗務員室仕切り板は犠牲になります。くれぐれも自己責任での加工をお願いしますね。

作例はEVO103系を「非冷房改造」したものです。
アタシが高校のころは中央線では201系が主流で、青梅線では高運に混じって非冷房の103系も現役バリバリでした。
利用することはあまりなかったんですが、よく目にしていた懐かしい車両です。

さてさて、リレーは・・・?

「自分と同世代の車両」で大井田に。何が出るかな?

デハ!

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