EVO103系先頭車 展示用情景

 出荷担当の関根です

前回記事 EVO103系の先頭車だけ作ってみました の続編です。

 

タミヤ プラ板とプラ棒でベースを作り、展示用のレールは

ディスプレイモデルに割り切って制作するため

ロクハン Zゲージ線路を使って狭軌風にしてみようと思います。

1・製品状態

2・静態保存車の展示用レール再現の為、道床部分を薄く削りました。

 

全体イメージを決めるため色々試しに置いて確認中

 

レールを塗装します。

プライマー処理の後、GMカラーNo,2 ぶどう色2号を

エアブラシを使い、細吹きで塗り残しに気をつけながら塗装しました。

 

バラストを撒きます。

土台に固定する前のレールに、枕木の間へ木工ボンドを

薄めずに細筆を使って塗り、

バラストを乗せて軽く押さえて固定しました。

5本分ぐらいずつ小分けにして作業を進め、全部の枕木間に撒き終わりましたら

レールを土台へゴム系接着剤で固定し、周りにバラストを撒いて

水で薄めたボンドを使い固着させました。

バラストが乾燥しましたら、全体に

GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)を

エアブラシにて軽く吹き付けて ひとまずレール部分の完成としました。

 

トミーテック 

情景コレクション 情景小物014 「駅前・公園C」

に含まれるパーゴラを準備して、藤棚を作ってみました。

 

抜きテーパーを棒やすりで処理し

一部 一体になっている支柱を

2mm角棒を使って

作り直しました。

 

木製をイメージしながら デザインナイフの刃先を使って

全体に筋を付けた後、GMスプレーNo,10 黒 を使って下塗りしました。

黒が乾燥した後、GMカラーNo,14 灰色9号を薄く塗り重ねて

塗装完了としました。

 

ミニネイチャーを準備し、5月に咲く藤の花をイメージして

GMカラー No,22 ブルーB(小田急車両他用)

       No,32 マルーンB(阪急車両他用)

       No,37 白3号 

を適量混ぜて薄い青紫色に塗装しました。

草もNo,13 緑2号と、No,30ライトグリーンAで塗装したものを使っています。

 

津川洋行 グランドカバー 春

トミーテック ザ・樹木001-2 ケヤキ の枝先

スプレーのり  を準備し

スプレーのりをパーゴラの上方向から軽く吹きつけた後

グランドカバーを少量ふりかけ、

薄紫色にしたミニネイチャーを

下から藤をイメージしながらゴム系接着剤で貼り付け、

パーゴラの上面からも少量貼りました。

中心付近に枝をつけて、完成としました。

  

土台の段差部分に木の板を並べてみます。

1mm厚のバルサ板を用意して帯状に切り出し、

ベースにゴム系接着剤で貼り付け後、板が縦に並んでいるように

デザインナイフで切れ目を入れ、

タミヤ エナメル塗料の黒と薄茶を準備して

しゃぶしゃぶに薄めて染み込ませるようにバルサを塗装しました。

左側・塗装した物        右側・未塗装状態

 

土台の表面には細かい砂が張り付いている紙と

マーメイド紙を使っています。

ベースに貼った紙はエアブラシを使って公園の土をイメージしながら

塗装しました。

 藤と同じ時期に咲く つつじ を赤いフォーリッジクラスターを

かなり細かくちぎり、緑のフォーリッジクラスターにスプレーのりを使って

貼って作りました。

 GMストラクチャーキットに付属する小パーツのベンチと街灯、看板と

ミニネイチャーの草を貼り付けて ベースの完成状態に近づきました。

 

Zゲージレールに車両を乗せる為に台車・車輪の加工をしました。

バンダイ Bトレインの車輪を準備し

レール幅に合う様に現物合わせで軸をカットしゴム系で接着

No,7503 床下台車セット に含まれる台車を写真の様に切り離し、

車輪を挟んでゴム系で接着

床下機器の不要部分を貼って隙間を埋めました。

 

注・仮組みなので歪んでいます・ネジを使って仮固定し全体を確認します。

良さそうなので、ネジを外し、台車全体をゴム系接着剤で固定しました。

 

正確な狭軌寸法ではありませんが 雰囲気はでたようです。

クロスポイント製 波打ち車輪エッチング(現在生産中止)におまけで付属していた

ステップを これも雰囲気だけですが取り付けてみました。

台車・床下機器はGMカラー No,10 黒 を塗装後、No,14 灰色9号を

極薄くエアブラシにて吹き重ねてみました。

 

土台固定用の柱を立てます。

台車の固定用ネジの位置をそのまま利用する為

ケガキ針を中心に突き刺して穴を開ける位置の印とし、

ネジと同じ径の穴を開けて

裏から釘を通し、床板の高さで切断、固定しました。

 

レール土台を両面テープで固定し、その回りに茶色と緑をまぜたパウダーと

草を接着しました。

車両を仮に置いて小物を配置、固定して行きます。

人形は、その目線に注意しながら配置しました。

 

展示ケースとして

103系車両キットが入っていたブリスターを使いました。

両面テープでベースを固定した後、

最後に車両を少量のゴム系接着剤を使って固定

ブリスターを閉じて完成としました。

 

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