ブログリレー(38)

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

バトンが回ってきましたヨ。なに?お題は「塗料」だて?


▲サイケデリックなボディが現れた!
って、これはエアブラシ塗装の試し吹き用のジャンクボディ。
もう幾重にも塗膜が重なっているのでベースカラーが何色かもわかりませんが、吹き付け前には色調の調整をこういうものを使ってよく行います。


▲自前の塗料箱。これで全部じゃないですが、まあとにかくいろいろあります。
適当に放り込まれているのはご愛嬌。


▲鉄道模型の塗装にはどんなものが適しているのか?世の中には様々なメーカーの様々な色が存在しています。
「これを使えばあんしん!」なんて、気の利いた答えはないのですが、塗りたい色は自分の目を信じて選ぶのが重要です。
「メーカーの人間なんでGMカラー一択だ!」なんてのも当然ありません。気に入らなければ別のメーカーのものを選ぶこともあります。(キッパリ)

さて、この画像に写っているのは左から蛍光塗料、Mrカラー、FARBE、GMカラー、ガイアカラー、タミヤのエナメル、モリタ。
このうち特殊なのが蛍光塗料やエナメル塗料でしょう。蛍光は普段滅多に鉄道用には使いません。(そういえば使った記憶がないな・・・ガンプラには使ったことがあったかも?)

ちょっと覚えておくといいこと。(初心者向け)
エナメル塗料は特殊で、ラッカー系塗料で塗装した上から使っても塗膜を侵食したり溶かしてしまうことがなく、色指しやスミ入れしてはみ出した部分をふき取ることができます。その際にはエナメル専用の溶剤を使用します。
ただ塗膜が若干弱いので、塗った後はできればクリアーコートを吹き付けておいたほうがいいでしょう。


▲さてこちら、定番中の定番、「万年塗料皿」
塗料をここに移して調色したり、いろいろな使い方が可能です。ちゃんと手入れすれば何度も使いまわすことも可能ですが、一箱12枚入りで¥100というとんでもなくリーズナブルなツールなので、使い捨てでもOKです。
塗装するときは備えておきたいグッズのひとつです。


▲色っていうと、一時青15号の色の調整に苦心したときがありました。本当に欲しい色は色を調合しないと出ないときもあります。ラッカー系にはラッカー系の塗料同士で混ぜることができますが、そこにエナメルや水性カラーを混ぜてはダメです。そもそも溶剤の性質が違うので混ざり合うことがありません。
ところでこの青15号、残念ながらGMカラーでは欲しい色にならないのでモリタ製かFARBEのものを使っています。いずれのメーカーも赤みが何パーセントか違うので、少なくとも色味に差が出ます。


▲これはちょっと古い作品ですが、クリームの塗装には苦労しました。
隠ぺい力という言葉はご存知でしょうか?下地が鮮やかなものや暗い色をしているところに相反する色を乗せてもなんだか薄くなってしまうことってありますよね。何回も重ねて塗れば少しは改善されますが、塗膜が厚ぼったくなってしまうので効果的ではない場合があります。世の中には隠ぺい力の強いベースホワイト塗料を発売しているメーカーもありますので、模型店の塗料コーナーで探してみるといいでしょう。


▲ワタシの塗装技術もまだまだぜんぜんたいしたことはありませんが、「習うより慣れろ」の通り、実践を重ねてやっとコツを掴むものです。
こんなのを引っ張り出してきたら、たまにはぶどう色2号の車両が作りたくなってきちゃいますね。

では次のお題ですな。
鈴木サ~ン、「とても古い車両」を熱く語ってみたいと思いませんかうふっふ~♪

ブログの途中ですがCMです。
23日(土)※本日、ストア秋葉原店でニューアイテムインフォ開催です。EVOでまだ訊きたい事がある!って方、ゼヒいらしてください!

デハ!

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