近代型詰所の組み立て 3 屋根

 出荷担当の関根です

前回 近代型詰所土台パーツの準備までできました。

今回は屋根のご紹介です。

気にしないとなかなか実物を確認できない部分です。

写真は鉄道施設ではありませんが、同じ施工と設定し塗装の参考に

してみました。

土台と同じく屋根のパーティングラインをヤスリにて処理し

下塗りの為

GMカラーNo,10 黒を両面にスプレーしています。

 

GMスプレー グレー系を全体にまぶし塗装しました。

塗料乾燥後、マスキングテープを使って塗りわけてみます。

GMカラーNo,35 ダークグレーをエアブラシにて

薄く境目をねらって吹きつけています。

均一ではなく、少しだけ強めに塗る部分もあります。

縦方向のマスキングテープをはがして一列分移動。塗り終わった部分に

貼りなおし、同じように塗装します。

今度は横方向のテープもはがして塗り終わった部分に移動し

同じ工程を繰り返します。

 

4回のマスキング工程で塗り終わりました。

残ったテープに着いている塗料ぐらいの薄吹きをしています。

模型的表現ですが、単調な広い面積にならない方法のご紹介でした。

 

以下加工例です。

小さい平屋の屋根に

雨どいと直結した穴があります。

今回の詰所の規模でこのような施工があるかは不明ですが

模型的におもしろそうなので再現してみました。

 

側壁の雨どいの位置にあわせて、ケガキ針で印を付けて

0.8mmのドリルで貫通し

同じ穴に1.6mmのドリルで軽くさらいます。

 

ランナー引き伸ばし線をつくり裏から差込後、流し込み接着剤で固定

 

接着剤の乾燥後、表裏に突き出した部分を屋根と同じ高さにカットし

こうなりました。

1・マスキングして塗装したもの

2・3 グレーのまぶし塗装をし、マスキングせずGMカラーねずみ1号を

  エアブラシの細吹きで筋に沿って塗り重ねました。

 

本体の組み立てにつづきます。

 

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