動力メンテナンス法②

修理部 名野です。

前回からの続き。

動力ユニットから外した台車です。

鉄道模型は、大半が車輪から電気を取っています。

この部分が良好な状態で維持されていれば、通常走行での問題はありません。

では、細部を見ていきましょう。

チェックポイント①:車輪の汚れ

走りが悪くなる原因の8割方はこの部分です。

新品状態はキラキラ光っています(黒染め車輪除く)が、だんだんと黒く汚れていきます。

車輪に付いた汚れは、レールクリーナーなどでこまめに落としましょう。

どうしても落ちない場合は、2000番ほどの目の細かい耐水ペーパーで軽く削ります。

ただ、削りすぎて車輪表面にキズが付くと、表面のメッキが剥がれ、集電性能が悪くなります。

多用は禁物です。 

それでも落ちない、こんな状態になったら、新品と交換しましょう。

チェックポイント②・・・は次回へ。

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