“感じる”お話し

(か)です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。

唐突ですが、季節を感じさせるこの花、ご存知ですか。

「キンモクセイ」、漢字で書くと「金木犀」。

丁度今の季節に花を咲かせる植物で、香りの強い花が咲くことで有名です。

私はこの花の香りを嗅ぐと、決まって文房具屋を思い出します。

少年時代、文房具店にある消しゴムやらちょっとしたファンシーグッズの多くに、

キンモクセイの香りのする物が多かったのでしょうか。

この話しを家族にしたところ、意外な返答が・・・。

「私は赤ちゃんの香りに感じる」

・・・意外でした。

別の人にも同じ話しをしてみたら・・・

「トイレだろ」

・・・。

ひとつのものでこんなにも感じ方が違うのかと、改めて驚かされました。

 

鉄道模型の世界でも、似たような事は度々見受けられます。

“色”

色は、語りだしたらきりがありません。

 

グリーンマックスから発売の“鉄道カラー”、

工作派モデラーならその存在を知らない人はいない位、

多くのモデラーに愛用されています。

エコノミーキットを楽しむ上で不可欠な色44種が揃う、鉄道模型専用の塗料です。

随分昔のグリーンマックスカタログに記された名(迷?)文句に、

【A君の小田急とB君の小田急の色は違って当たり前・・・】

というような内容の記述がありました。

「必ずしも市販の色だけに頼るのではなく、

自分の目で見て感じた色で塗って良いし、それが楽しみのひとつでもあるんですよ」

という事をお伝えしたいという意図が伺えます。

 

時代は変われど、その楽しみ方は今も変わらず・・・、

ここ数年で飛躍的な増殖を遂げつつある模型用塗料。

これだけ種類があるのですから、ちょっと拘ってみるのも楽しそうです。

 

私も、自宅の収納棚にある塗料を改めて見てみましたら・・・

あるはあるは・・・

いつ買ったっけ?何塗るのに買ったんだ?などなど、

使途不明塗料が沢山出て参りました。

色同士を混ぜながら作るオリジナル色は、気付くと結構な量になってしまって、

保管に困った経験も一度や二度ではなく・・・。

ホームセンターで見つけたPPボトル。

これ、重宝しています。30cc入って、ひとつ40円程度。

中蓋もちゃんと在って、密閉具合は良好です。

サイズもいろいろあったと記憶しています。

上蓋には混合レシピを書いておき、

増量が必要になった際の目安としておくと、後で便利です。

塗料の攪拌に欠かせないのが混ぜ棒。

タミヤの「調色スティック」は、ベストセラー商品と云えるでしょう。

ステンレス製で、半永久的に使うことができます。

ファーストフード店やコーヒーショップなどで貰える使い捨ての「マドラー」。

これも塗料を使うシーンでは重宝しますね。

違う色をちょっと足したり、それを混ぜたり・・・。

同じく塗料を混ぜるのに一滴単位で足すことができる「スポイト」。

微妙な色加減の調節には欠かせません。

混ぜ合わせたオリジナル色の吹き付けには、勿論、エアブラシが必須アイテム。

私の愛機も、もうかれこれ10年以上使い続けていますが、現在もすこぶる快調です。

 

秋の夜長は“色”に拘って、貴方ならでは作品を作り上げてみては如何ですか?

それでは今日も、素敵なホビーライフを。

Comments are closed.